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大野智 ブログ ブルームーン

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大野智 ブログ ブルームーン




ブルームーン (Blue Moon, blue moon) は、いくつかの定義があるが、月のある種の様相のことである。
(比較的)青く見える月。
ある種の満月。
1季節(二分二至で区切られた3ヶ月間)に満月が4回起こるとき、その3回目。
ひと月(暦月)に満月が2回起こるとき、その2回目。

語源

ブルームーンという言葉の由来ははっきりしないが、いくつかの説がある。
チェコ語で「青い月」と呼ばれていた[1]。ただし伝聞でのみ知られ、文献では確認されていない。
フランス語の la deux lune(2つの月)が英訳される際に blue moon と誤訳されて生まれた[1]。ただしこれは、blue moon が本来は月に2回目ではなく季節に3回目の満月だったことに矛盾する。
昔の年鑑では、さまざまな種類の月を色で区別していた。

青い月

大気中の塵の影響により月が青く見える現象をブルームーンと呼ぶ。
大気中の塵の影響で月が本当に青く見える「ブルームーン」の例として、1883年のインドネシアのクラカタウ火山の噴火後、約2年間は日没を緑に、月を青に変えたと言われる。
このように、多くは火山の噴火、もしくは隕石の落下時に発生するガスや塵などの影響によって、かなり稀でいつ起こるか予測できないものの、月が青く見えることがあるとされている。
天文学や気象学にはブルームーンという用語はなく、定義もはっきりされていない。

満月

季節の第3の満月
メイン州の農暦では、Blue Moon は、二分二至(春分・夏至・秋分・冬至)で区切られた季節の中に4回満月があるときに、その3つ目をブルームーンと呼んだ。
ただし彼らは厳密には、天文学的な二分二至を使わず、キリスト教の伝統にのっとり春分を3月21日に固定し、その日を基点に1年間を4等分して残りの二分二至を決めていた。この考え方は東アジアでの平気に似る(ただし平気では冬至を天文学上の冬至に固定する)。これに対し天文学的な二分二至は、太陽黄経を0°・90°・180°・270°で4等分するが、地球の公転角速度が一定でないため、1年間を4等分はせずわずかに差がある。
季節の長さは3ヶ月なので、通常は3回満月になる。しかし、満月の間隔は平均すると平均朔望月の29.530585日なのに対し、1ヶ月は平均30.436875日でわずかに長いので、季節の最初の数日以内に満月だった場合、季節の終わりまでに4回満月となる。各季節の中の最初・2番目・最後の計12回の満月にはそれぞれ固有の名がある(右表、ただしこれらの名の定義はここでのもののみとは限らない)が、4回の満月がある場合、3回目だが最後ではない満月がブルームーンと呼ばれる。
1年に13回の満月があるとその1つがブルームーンになるため、ブルームーンは閏月と同様に、2~3年間隔で、19年に7回起こる(起こる年・月は一致しない)。ブルームーンとなるのは、二分二至の約2ヵ月後で次の二分二至の約1ヶ月前、すなわち、2月・5月・8月・11月のいずれかの21日ごろ、言い換えると、雨水・小満・処暑・小雪ごろのいずれかとなる。
1999年~2020年のブルームーンは以下のとおり。ただしこれは天文学上の二分二至にもとづく。
2000年2月19日
2002年11月20日
2005年8月19日
2008年5月20日
2010年11月21日
2013年8月21日
2016年5月21日
2019年2月

暦月の第2の満月

ところが、1946年に天文雑誌『スカイ&テレスコープ』がこれを誤解し、ひと月のうちに満月が2回ある場合に、その2つ目をブルームーンと呼ぶようになった。
月の満ち欠けは、平均29.530585日を周期として繰り返され、グレゴリオ暦の1暦月の長さは平均30.436875日・最大31日なので、月の初めに満月になると、その月の終わりに再び満月が巡ってくる場合がある。
この現象も2~3年間隔で起こる。ただし希に、同じ年の1月と3月に起こり、代わりに2月に満月が1度もないことがある(2月が1朔望月より短いため)。1999年~2020年のブルームーンは以下のとおり。1回目の満月の日付も記す。

1999年1月2日・31日
1999年3月2日・31日
2001年11月1日・30日
2004年7月2日・31日
2007年6月1日・30日
2009年12月2日・31日
2012年8月2日・31日
2015年7月2日・31日
2018年1月2日・31日
2018年3月2日・31日
2020年10月1日・31日

ブルームーンが起こる月はタイムゾーンによって異なる。たとえば2009年12月31日 (UT) の満月はUTC+09では2010年1月1日に起こり(満月は世界同時だがそのときの日付が異なる)、ブルームーンではなくなり、代わりに2010年1月30の満月がブルームーンとなった。2月28日の満月も同様にずれ、けっきょく、2010年1月1日・30日と3月1日・30日が満月となり、2回のブルームーンが出現した。また、東海岸以外の北米では、2001年11月1月 (UT) の満月が10月30日に起こり、ブルームーンとなった。

ブルームーンにまつわる文化

青い月を見ることは大変難しいため、19世紀半ばには"once in a blue moon"は「極めて稀なこと」「決してあり得ないこと」といった意味で使われる慣用句となった[5][6]。そういった意味を含めて、ブルームーンという言葉で特別なことを指す場合もある。

伝承

従来、海外では不吉なことへの前兆と言われてきたが、近年では「ブルームーンを見ると幸せになれる」という言い伝えが言われるようになっている。


ブルームーンというバラがある。
また、イソマツ科の半耐寒性花木ルリマツリ(もしくはルリマツリの矮性種)も青い花色から別名「ブルームーン」と呼ばれる。

カクテル
ブルームーンというカクテルは、19世紀後半にアメリカで発祥したと言われているが、時代も作者も不明という説もあり、謎が多いカクテルと言える。ジンベースで、「青い月」という意味であるが、バイオレット(菫のリキュール)を使うため、薄紫色に見える。レモンの酸味とジンのほろ苦さが程よくマッチした、菫の妖艶な香りのするカクテル。色の美しさはカクテルの中でもトップクラスを誇る。
直訳の「青い月」という意味の他に、「完全なる愛」「叶わぬ恋」「出来ない相談」という意味もある。「完全なる愛」については材料とされているバイオレットリキュールの商品名が「パルフェタムール (フランス語: Parfait amour:完全なる愛)」であるため、そこから言われるようになったと思われるが、基本的には「出来ない相談」の方がよく使われる意味。女性なら、「あなたとお付き合いしたくありません」という意味を込めて、これを注文するのがスマートなお断りの方法とも言える。

標準的なレシピ

ドライ・ジン 30ml
バイオレット 15ml
レモンジュース 15ml
シェイカーのボディに、大体8分目まで氷を入れる。
「ドライ・ジン」「クレーム・デ・バイオレット」「レモンジュース」等々、お好みで加え、それを手早くシェイカーに注ぐ。
ストレーナーとトップをはめ、前後に15回程度振る。
トップをはずし、ストレーナーがはずれないように人差し指をかけてグラスへ注ぐ。
生のレモンを絞ってレモンジュースを作る場合は、絞った果汁を濾して使うと発色良く仕上がる。


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